報告 2011冬季スポーツ科学フォーラム
会議終了後、森敏氏の案内で「スキー博物館」を見学。館長さんから直々に説明を受けました。野沢温泉村にスキー場を最初に作ったのは村の温泉旅館の有志たちたったとのこと。木製のやぐらを組んでリフトを作ったそうです。その後、スキーブームが訪れてスキー場から利益が出るようになると、施設一式を村に寄贈。村が運営するスキー場となりました。しかし、ブームが下火となりスキー場から利益が出なくなると、再び村の有志が株式会社を作り、スキー場の経営にあたっているそうです。スキー場にかける村の人たちの心意気を感じる話でした。こういう村の人たちの思いがあって、野沢温泉スキークラブがあり、そこから世界で活躍する選手が育っているのだと感じた次第です。
写真 左から 1.スキー博物館入口 2.めずらしい下駄スキー 3.野沢温泉村から世界で活躍した選手たちのポスターと森敏氏